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【大分市・ 背中 脇腹 痛み】大分 背中の痛み 脇腹やみぞおちの痛み せきで激痛

痛みの相談と治療

 背部や脇腹、みぞおちの痛みは我慢できない激痛の場合が結構多いですが、決して稀な痛みではありません。胸椎椎間板ヘルニア、胸椎椎間板症、胸椎捻挫(ぎっくり腰が背中に起きたようなものと考えて下さい)、また骨粗鬆症の胸椎の圧迫骨折時、骨粗鬆症による慢性の胸椎椎間関節症などが原因になります。痛みは、寝返りをうつ時、姿勢を変える時、せきをする時、深呼吸のときなどに背部の激痛と脇腹の痛みを特に強く感じます。胸椎は腰椎と異なり、一対づつ肋骨がついています。したがって胸椎を傷めると、背中の痛みだけでなく、肋骨の裏にそって走る肋間神経を刺激して、肋間神経痛が生じ、脇腹やみぞおちまで痛みが走ります。みぞおちの痛みのため、心臓や胃が悪いと思い、心臓の精密検査を受けたり、胃薬を服用する方もおられますが、もちろん効果はありません。この痛みは神経痛であり消炎鎮痛薬(バファリン、ロキソニン、ボルタレン等)はまず効きません。神経ブロック注射ではトリガーポイント注射はあまり効果がない場合が多く、胸部硬膜外ブロックや肋間神経ブロック、胸椎椎間関節ブロックなどが著効します。