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トピックス一覧 (その他の痛みについては「痛みの相談と治療」をクリック)

4月2日(火曜)は午前10時30分より診療開始

2023/11/07 記事

 院長所用のため、4月2日(火曜)は午前10時30分より診療いたします。午後は通常診療です。ご留意ください。 時折火曜日午前中が10時30分より診療開始となることがありますので、火曜日午前中に受診される方はこのホームページにて診療時間を必ずご確認ください。                           藤垣クリニック  院長                  

【大分市・帯状疱疹】大分 帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛 頑固な痛み 

2020/09/26 記事

 帯状疱疹はヘルペスウィルス(小児がかかる水疱瘡のウィルスと同じもの)の感染でおこり、多くは壮年期から老年期に発症する痛みと皮疹の疾患で、一生のうち5人に1人はこの病気にかかると言われています。帯状疱疹は頭から足の先までどこの神経でも、その神経にそってウィルスによる神経炎を起こし、体の左右どちらか片側に神経痛を生じます(神経の走行にそって湿疹、水疱、痛みが帯状にでますのでその呼び名になったのです)。その痛みは激痛の場合も多く、ペインクリニック治療の対象となります。またその神経にそって皮疹、水疱ができますが、これらの皮膚症状は自然治癒します。すなわち帯状疱疹は皮膚の疾患というより痛みの疾患なのです。なによりも重要な点はその神経痛を早く治すことにつきます。というのは帯状疱疹の痛みが2~3か月を過ぎても痛み続ける場合には、ヘルペスウィルスが起こした神経炎により神経に傷がつき、その神経の傷か...

【大分市・腰・ヘルニア】大分 椎間板ヘルニア ブロック注射による治療

2020/07/23 記事

 腰椎椎間板ヘルニアの診断と治療について 腰椎や仙骨の椎骨と椎骨の間でクッションのような役割をするのが腰部椎間板です。その椎間板の膜に裂け目が入り、中の髄核が飛び出して脊髄神経や脊髄神経の枝で下肢へ通じる神経根を圧迫して、腰痛や坐骨神経痛、大腿神経痛(腰椎の2~4番目のヘルニアは大腿神経痛、4番目以下のヘルニアは座骨神経痛)を引き起こすのが腰椎椎間板ヘルニアです。腰椎椎間板ヘルニアは水分が多く髄核内圧が高い若年から壮年に発症しやすく、高齢者では少なくなる傾向があります。痛みは多くはまず腰痛から起こり、次第に下肢の痛みやしびれが出てくることが多いです。X線ではヘルニアの確定診断はむづかしく、MRIでヘルニアが飛び出て神経を圧迫している像で判明します。また臨床症状や簡単な神経反射テストでもほぼ診断できます。 治療法ですが、以前は痛みが取れない場合は比較的早期に手術でヘルニアを摘出すること...

【大分市・腰痛】 大分 急性腰痛 慢性腰痛 腰椎症 硬膜外ブロック注射の効果

2020/06/22 記事

 急に激しい腰痛が起こった場合、ぎっくり腰と呼ばれます。原因として、腰椎の関節の捻挫が多く、さらに腰椎椎間板ヘルニアなども考えられます。ヘルニアの場合多くは腰痛とともに下肢の神経痛、つまり坐骨神経痛や大腿神経痛を訴えます。一方、腰椎の捻挫では下肢に痛みが生じることは通常ありません。ヘルニア以外の原因であれば、1~2週間じっと安静にしていれば痛みは大体とれます。しかし1~2週間も安静にしていることは実際困難なことが多く、できるだけ短期間で痛みをとり、早い仕事復帰を大部分の方が望みます。 急性の腰痛の治療法として、リハビリや消炎鎮痛薬(ロキソニン、ボルタレンなど)は軽症の場合は効果がありますが、激痛の場合はあまり効果がないことが多いようです。そのような場合、腰部硬膜外ブロックが最も効果のある治療法といえます。1回の腰部硬膜外ブロックでほとんどの方がすぐ仕事に復帰できるまで痛みは軽減します...

【大分市・五十肩】大分 五十肩(肩関節周囲炎)早期治療の重要性 

2020/05/21 記事

 俗に言う五十肩(あるいは四十肩)は特に誘因もなく、40~50歳代を中心に、突然または徐々に肩関節の痛みと動きの制限(ひどくなると肩関節が拘縮して動かせなくなりそれを凍結肩と呼びます)を起こします。その病因は肩関節の周囲で年齢的な変化により、肩峰下滑液包の炎症、上腕二等筋の腱鞘炎、肩関節の炎症などが起こるためとされています。 症状は肩関節周辺の痛み(特に夜間痛めた肩を下にすると痛みで目が覚める。痛みのため肩から腕が挙げられない、背中側へ腕をまわせない)などの症状です。これらは時間がたてばたつほど肩関節を動かせなくなる、つまり凍結肩がひどくなることも多く、注意が必要です。 治療は整形外科の教科書を見ると、まず保存療法をおこなうことが記載されています。凍結肩になるのを防ぐために運動療法を行います。肩周囲の筋肉が拘縮して完全な凍結肩になると肩関節の動きを元にもどすことは難しいとされているか...

【大分市・むち打ち】 大分 むち打ち症(外傷性頸椎捻挫) 病院 治療 追突事故

2018/12/17 記事

 当院はむち打ち症(医学的には外傷性頚部症候群または外傷性頸椎捻挫)のペインクリニック治療を行っています。 むち打ち症の最も多い原因は交通事故による追突ですが、スポーツなどでも起こり、症状により3つのタイプに分けられます。①頚椎捻挫型。 頚椎の関節、靭帯などを傷めて、首、肩などの痛みを生じるタイプ、他の2タイプもこの症状はほとんどあります②バレ・リュー型(頚部交感神経症候群型)。外傷による痛みや炎症から頚部の交感神経が刺激され、はきけ、めまい、頭痛、耳鳴り、眼の奥の痛みなどの多彩な症状を生じるタイプ③神経根症型。頚椎から肩や腕に出てゆく神経が頚椎の出口で圧迫をうけて炎症を起こし、肩、肩甲骨部、腕の神経痛やしびれも生じるタイプ(頚椎椎間板ヘルニアの症状と同じです)。 通常は①が最も多く比較的治癒しやすいです。軽症型といえます②の症状は慢性化して治療にかなりの期間を要することが多いです。...

【大分市・坐骨神経痛】大分 坐骨神経痛 太腿神経痛 下肢痛 足の神経痛 注射の効果

2010/11/21 記事

 下肢(足)の神経痛はつらいものです。それは主に3つの神経痛、①坐骨神経痛(臀部、おしりから太もも,ひざの裏、ふくらはぎの外側、足先へかけての痛みやしびれ)、②大腿神経痛(太ももの前面の痛みやしびれ、患者さんは股関節が痛いと感じる場合があります)、③外側大腿皮神経痛(太ももの外側の痛み、大腿神経の枝で両方同時に痛むことが多い)が大部分で、同時に2つの神経痛を生じることもよくあります。 その原因はほとんどが腰椎疾患からです。まず高齢者では圧倒的に腰部脊柱管狭窄症が多いです。その症状の特徴はじっとしていると症状はないが、歩くと腰、足のしびれや痛みがひどくなりついには歩けなくなる(間欠性跛行と呼びます。歩ける距離が短いほど重症です)、前かがみの姿勢は楽だが後ろに反らすと痛い、朝より夕方の方が痛みとしびれが強い、これらの症状は腰部脊柱管狭窄症に特徴的なものです。また若年者から壮年者に多いのは...

【大分市・頭痛専門外来】 大分 緊張型頭痛 片頭痛 群発頭痛 後頭神経痛

2010/08/15 記事

 頭痛には、脳内出血、くも膜下出血、脳腫瘍などの場合に生じる命にかかわる頭痛もありますが、それとは異なり命の危険は全くなく、頭痛の原因が脳の障害ではなく、頭がい骨を覆う筋肉(頭部筋群)とその中を走る神経において痛みが生じているものに分かれます。これを機能性頭痛と呼びます。機能性頭痛は慢性のものが多くその主なものに、緊張型頭痛と片頭痛(偏頭痛)、それに稀ですが群発頭痛があります。大部分の頭痛で苦しんでおられる方はこのいずれかに入ります。 ① 緊張型頭痛(筋収縮性頭痛とも呼ばれます)は最も一般的にみられるもので、原因として、名前のとおり精神的、肉体的ストレス(疲れ、不安、不眠、抑うつ、過労、頚椎疾患特にストレートネックと呼ばれる頸椎の形をしている方などさまざまなことが原因となります)から起こり、頭蓋骨を覆う、特に首からつながる後頭部の筋肉(頭部筋群)が緊張して、筋肉の血流障害をおこし、そ...

 【大分市・肩こり 頭痛】大分 緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)頭痛 首 眼の奥の痛み 

2010/07/07 記事

首、肩のこりと痛み、それに伴う締め付けられるような頭痛(これらは緊張型、あるいは筋収縮性頭痛と呼ばれます)で苦しんでおられる方は非常に多く、それは筋・筋膜性疼痛症候群と呼ばれる体中あちこちの筋肉の異常なこりから生じる筋肉痛の症状で、その一番多く生じる部位、すなわち首、肩に生じた症状といえます。 筋・筋膜性疼痛症候群(Myofascial pain syndrome,MPS)とは、頭、首、肩などの筋肉に緊張が生じて、それにより痛みとコリを生じる疾患です。MPSは一般にはあまり知られていない病名ですが、首、肩のこりと痛み(カルテ病名では頚肩腕症候群、肩甲肋骨症候群などと呼ばれています)とそれに伴う緊張型(筋収縮性)頭痛のことです。 MPSは、何らかの原因により(過去にむち打ち症など首のけがを経験した人。また筋、筋膜への過度の負荷がかかる場合、たとえば肩、首の筋肉の少ないなで肩の首のスマートな女...

【大分市】大分・線維筋痛症 全身の痛み 日本に200万人の患者さんがいます

2010/07/01 記事

 顎、肩、首、背中、腰、足、さらに全身の関節があちこち痛む方はいらっしゃませんか?線維筋痛症という痛みの病気かもしれません。線維筋痛症は、はじめは体の一部から段々痛みが全身におよび、少なくとも全身の数か所に強い痛みを感じ、重症になると痛みのため寝たきり状態で社会生活を送ることができなくなることも稀でない痛みの病気です。「死ぬほど痛いが、死ぬ病気ではない」とも言われています。当院は線維筋痛症学会認定診療ネットワーク医療機関です。 具体的な症状として、顎、頚部、肩、腕、背部の痛みやしびれ、腰痛や腰のだるさ、臀部の痛み、ふとももから足への痛みやしびれ、さらに、頚椎、手首、肘、肩、膝、足首などの関節痛が生じることも多いです。これらのうちの数か所が3か月以上痛む場合は線維筋痛症をまず疑ってみるべきです。  また、痛み以外にもほとんどの患者さんが疲労感、睡眠障害、抑うつ状態(ふさぎ込み)を訴えま...

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